エッチング加工
段彫り着色
段彫りに着色すれば高級装飾品として
被せガラス
被せガラスを彫りぬいたグラス

ガラス彫刻にも色々な技法がありますが(ガラスリッツェン、グラヴィール、ハンドグラヴィール、切り子、ガラスエッチング等々。)、当店で用いているのはサンドブラストと言う技法です。一般的にはガラスエッチングと 呼ばれ、当店の名称にもエッチングとつけていますが、本来のエッチングとは薬品を使用しガラス表面を酸腐食させていく、と言うものです。それに対しサンドブラストとはコンプレッサーで圧縮した空気で研磨剤をガラス表面 に吹き付け彫り込んで行きます。吹き付ける強さをコントロールする事でデリケートな表現からダイナミックな深堀りまで多彩な表現が可能で幅広い用途に適応できる技法です。(ガラスだけではなく、金属、石、木、陶磁器、プラスチック等マスクを貼り付ける事ができる物ならほとんど可能です。ジーンズ等にも模様をつける事ができます。)


加工手順

  1. 素材を用意し、デザインを作成する。
  2. デザインによりマスクを作成する。
    (マスクには色々な種類があります。ゴム、ビニールのシートやカッティングシート、UV加工用の特殊樹脂フィルム等。
    種類により作成法も変わってきます。)
  3. 素材にマスクを貼り付けます。(マスクの種類により2と手順が前後します。)
  4. 彫刻する部分以外をテープ等で養生します。
  5. ブラスト機で研磨剤を吹き付け彫刻します。
  6. 加工が終わったら必要に応じて塗装、コーティングをします。
  7. 最後にテープ、マスク等をすべて剥がし洗浄します。


サンドブラスト技法
(デザインの種類や素材によって彫り方にも種類があります)

*平彫り
平彫り イラストや文字の描かれた部分(白黒原稿の黒い部分)をブラストします。一番普通に使われる技法です。絵や文字の部分を残し周りを彫り込むと浮き彫りになります。絵や文字が盛り上がった感じに残り面白い効果がでます。
*二段彫り
二段彫り まず絵や文字の輪郭の部分を深く彫ります。次に残った内側の部分のマスクを剥がしさっと彫ります。通常の平彫りよりぐっと立体感が出てきます。
*段彫り
段彫り マスク作成時に絵を細かく部分に分けてカットします。それを順序よく一枚一枚剥がしながら彫り込んでいきます。手間と時間のかかる高度な技法です。できあがった作品は彫刻と呼ぶのにふさわしく立体感のある物となります。

フォトエッチング
白黒の写真を細かい点で描かれた状態(新聞の写真のような感じ)に加工し、それを特殊樹脂の薄いマスクに焼き付けます。そのマスクの細かい点すべて素材にはりつけます。強くブラストすると点が飛んでしまいますので、弱めに注意深くブラストしていきます。非常にデリケートで神経を使う作業です。透明なガラスにリアルな写真が浮かび上がります。本来高価で時間のかかる物でしたが当店ではコンピューター技術により比較的低価格、短時間でお客様にお届けできるようになりました。またお客様のお持ちのほとんどの写真に対応できると思います。(普通の写真でもデジカメでも、インスタント写真でも大丈夫です。ただし写真の写り方がエッチングの仕上がりにも関わってきますのであまりにも状態が悪い場合はお断りする場合もあります。)